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Storage Magazine 2021年2月号より

グリーン・データセンター実現のための
データストレージ効率化のコツ

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下図のグリーン・データストレージ・エネルギー効率化ガイドは、クラウドへのデータ・オフロードやストレージのコストを見積もる時に、チェックすべき領域についてそのコツを説明している。


下図のグリーン・データストレージ・エネルギー効率化ガイドは、クラウドへのデータ・オフロードやストレージのコストを見積もる時に、チェックすべき領域についてそのコツを説明している。


企業がデータストレージについて考える時、ハードウェアとソフトウェア、プライマリとセカンダリ、管理と分析、コストとROI(投資利益率)に関するものであることが多い。しかし、最後のコストとROIの2項は、実際は見かけ以上に複雑だ。費用とデータセンター・ストレージの価値を決めるには、ストレージ製品の購入や新規デプロイメント(あるいは更改)に掛かる初期費用以外の要素を考慮しなければならないからだ。


ストレージ費用を抑えるには、ストレージハードウェアの保守・運用コストがその対象に含まれる。しかし、グリーン・データセンターへの第一歩として、効率的データストレージ手法や、これまでとは違う電力消費戦略を用いるのも、ストレージ費用対策と言える。


効率化データストレージは、世界中のデータセンターがかつて無いほどエネルギーを消費している今、価値ある目標たりうる。雑誌『サイエンス』の記事によると、2018年時点で全世界のデータセンターによるエネルギー消費量は250テラワット時であり、これは世界の総エネルギー消費量の約1%にあたる。


下図のグリーン・データストレージ・エネルギー効率化ガイドは、データストレージのエネルギー消費を減らして、グリーン・データセンターを実現するコツを解説している。この取り組みは貴社のコスト削減に役立つだけでなく、カーボン・フットプリント*訳注を減らして、貴社がより良い地球市民になるのに役立つだろう。


訳注:商品やサービスの原材料調達から廃棄・リサイクルに至るまでのライフサイクル全体を通して排出される温室効果ガスの排出量をCO2 に換算して、商品やサービスに分かりやすく表示すること。










Copyright 2000 - 2022, TechTarget. All Rights Reserved, *この翻訳記事の翻訳著作権は JDSF が所有しています。


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