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2024年7月

ビジネスの要となるデータを守る

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ご理解・ご了承のほどよろしくお願いいたします。

[2024年7月号] Data Storage Tribune


Data Storage TribuneはJDSF(ジャパンデータストレージフォーラム)が発行する

ストレージやデータマネジメントに関する情報提供のためのメールマガジンです。


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■ 7月号の主な内容 ■


【1】「データ保護完全ガイド」のご紹介

   「ビジネスの要となるデータを守る」

【2】森井教授のサイバーフィジカルセキュリティ講座

   〜安心・安全な社会を目指して〜

  コード決済も詐欺の材料に!

【3】SAT部会連載コラム

【4】JEITAテープストレージ専門委員会コラム

【5】JDSF各理事・部門部会長よりのメッセージ

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【1】「データ保護完全ガイド」のご紹介


「ビジネスの要となるデータを守る」

データベースのバックアップとリカバリについて二人で意見交換しています。

A:データベースのバックアップは難しいイメージがありますが何故でしょうか。

B:まずは常に変化し続けるデータをどのタイミングで取るかということかもな。

A:動いているものはとりあえずは静止させてバックアップすることになります。

B:まず静止点をどのように設定するかはデータベース製品ごとに確認しないと。

A:データベース製品とそれを利用するアプリケーションへの配慮も必要ですね。

B:日々バックアップできたとして万が一の時にリカバリすることを考えないと。

A:データベースの場合はどの時点にリカバリするかを設定することができます。

B:バックアップした時点から障害が発生した時点に近づけるかがポイントだな。

A:障害の種類に応じてリカバリ時に使えるデータを特定しておきたいですよね。

B:ざっと大枠は理解できたのでこれらを留意しておけば難しくないと思うけど。

A:データベースは業務への関与がとても高いので万が一の事があると大変です。

B:根幹となるデータを扱っているので万全な対策が必要なことはわかるけどな。

A:まずデータベース管理者を味方にして対策していくのが先決かもしれません。

株式会社エクサ 佐野泰之

▼より詳しい内容は7章にて(amazonのサイトにアクセスします)

https://www.amazon.co.jp/dp/4814400551/

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【2】森井教授のサイバーフィジカルセキュリティ講座

~安心・安全な社会を目指して~


2019年6月号から、神戸大学大学院工学研究科 森井昌克教授に「森井教授の

サイバーフィジカルセキュリティ講座 ~安心・安全な社会を目指して~」と

題して、コラムを連載していただける事になりました。


第62回は「そのサイバー攻撃対策と理解、間違っていますよ!」です。


▼本文を読む

https://www.jdsf.gr.jp/no62


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【3】NGS部会連載コラム

今年の梅雨、雨なのかと思いきや、夏のように暑くなったり、

老体には厳しい今日この頃です。

みなさん、いかがお過ごしでしょうか?

さて、今回はNANDフラッシュというか、シリコンのパッケージ技術についてお話ししたいと思います。

3D NANDフラッシュの積層数は右肩上がりで増加しており、最近では200~300層、2030年には1,000層を目標とするメーカーもあるようです。

この積層構造は、一つのシリコンダイの中にトランジスタが3次元的に並ぶように作られているのですが、筆者は数年前までは、10年以上前の標準的な2D構造のシリコンダイを縦に積み重ねるものだと勘違いしていました。

ところが、最近は、Intel, AMDなどのメーカーがシリコンダイを縦方向に重ねて実装した製品や技術を公表しています。

3D NANDフラッシュもこんな風に重ねたり横に並べたりしたら、高速で大容量のフラッシュメモリができるのでは?と思ったりしましたが、これだとコストが、、、問題になりそうですね。すみません。雑談でした。

NGSでは、ストレージの最新技術動向についてもまとめていきたいと考えております。

引き続き、よろしくお願いいたします。

NGS/SET アレルヤ


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【4】JEITAテープストレージ専門委員会コラム


「ランサムウェア被害に対する我が国の備え」


今年の梅雨入りは例年より遅くなりました。まだ梅雨明けの時期ははっきりしませんが、既に真夏日が多く発生しています。今年も酷暑になるようですので、皆さん体調にはご留意いただければと思います。

さて、今回はランサムウェアに関してのコラムです。

ランサムウェア被害のニュースには慣れてしまった感はありますが、先日も出版大手企業の被害も報道されました。報道内容では以前よりもハッカー集団の対応がエスカレートしているように感じます。

もはや企業だけの対応ではなく、国家視点での対応が必要な時期になっているのではないでしょうか。

今回はこのような視点でのコラムです。是非ご覧ください。

なお、お知らせとなりますが、当委員会からのコラムは次月以降不定期での掲載とさせていただきます。

何卒ご了承のほどお願いいたします。


▼本文を読む

https://www.jdsf.gr.jp/jeita/2024%E5%B9%B407%E6%9C%88



一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA) テープストレージ専門委員会

https://home.jeita.or.jp/standardization/committee/tape_storage.html


本内容にてご質問などございましたら、JDSF事務局経由でお願い致します。


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【5】JDSF各理事・部門部会長よりのメッセージ


新年度が始まり早くも第一四半期が過ぎました。

(年度の区切りが違う方はご容赦ください。)

4月から6月にかけては、特に年度の業務計画や予算計画等で、あっという間に時間が経ってしまったという方も多いのではないでしょうか。

当団体も5月の総会が終わり一段落し、今年度の活動計画の検討を進めているところですので、今しばらくお時間いただければと思います。

さて、計画といえば、インフラの利用(リソースの消費)の計画、特にストレージの利用(消費量)は中々計画通り(予想通り)には行かないことが多いのではないでしょうか。

例えば、パッチやOSの更新後にスナップショット取得したら予想以上に容量を消費した、データの重複排除/圧縮が思っていた以上に効かず前倒しで容量が圧迫された、等。

理由は様々と思います。

管理者としては、パフォーマンスや容量の突然的なバースト(一時的なリソース消費の肥大)はある程度は見込んでいたものの、利用者からそれを超えて「足りないからすぐ増強して」と言われても、計画に無かったものは中々すぐ対応することは難しいものです。

かといって過度に大きくリソースを準備しておいても使わない期間が長ければ、その分は遊休になるだけです。

このような場合、クラウド環境であれば柔軟に対応できますが、オンプレミスの環境では難しいことが多いため、クラウドは柔軟性において非常に優れています。

しかし最近は、クラウド一辺倒からオンプレミスへの回帰も進んでいることもありますが、オンプレミスでも「クラウドのように利用できるコンサンプションモデル」が出てきています。

(この需要は高く、各社とも伸び率は大きいようです。)

クラウド・オンプレミスのどちらにしても、計画外のことに柔軟に対応できるようになってきたことは、利用者にとってメリットが大きいですね。

加えて最近は、管理ツール等もクラウドとオンプレミスの両方をハイブリッドで一元管理できるものもあり、「製品やベンダーごとに管理ツールが異なって大変!」といったことも軽減されてきています。

(ツールはマルチプロダクト・マルチベンダー対応の他に、AIの活用がされているものも。)

システムはどんどん柔軟になり、計画外のことがあっても対応できたりと良いことづくしですが、人間の思考と行動は柔軟に行かないことが多く、計画外の対応は難しいもので、ギャップが悩ましいですね。

梅雨が明ければ暑い日が続きます、読者の皆様におかれましてはくれぐれも体調を崩されぬよう、ご自愛ください。

                                     理事 CTCT 廣原保志




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■ Data Storage Tribune ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


発行:JDSF事務局 JDSFホームページ:http://www.jdsf.gr.jp/

ご意見・お問い合わせ:jdsf_bureau@jdsf.gr.jp

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