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2024年1月

PEBKACは誰のこと?

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ご理解・ご了承のほどよろしくお願いいたします。

[2024年1月号] Data Storage Tribune


Data Storage TribuneはJDSF(ジャパンデータストレージフォーラム)が発行するストレージやデータマネジメントに関する情報提供のためのメールマガジンです。

 

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2023年12月27日、JDSF理事佐野泰之氏監訳、

元JDSF副理事長池田祥孝氏翻訳による、

『データ保護完全ガイド』がオライリー・ジャパンより発売!

 

データ保護に関わる方全員に是非読んでいただきたい本です。

 

▼Amazon

https://www.amazon.co.jp/dp/4814400551/

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■ 1月号の主な内容 ■【1】「データ保護完全ガイド」のご紹介

   「PEBKACは誰のこと?」

【2】森井教授のサイバーフィジカルセキュリティ講座

   〜安心・安全な社会を目指して〜

  「ランサムウェア(身代金)ならぬサイバー誘拐」

【3】NGS部会連載コラム

【4】JEITAテープストレージ専門委員会コラム

【5】JDSF各理事・部門部会長よりのメッセージ

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【1】ストレージ・マガジン記事「PEBKACは誰のこと?」 PEBKACという言葉とそれが意味することについて二人で意見交換しています。

 

A:ネットで調べましたがPEBKAC(ペブキャック)はある言葉の略語のようです。

B:「問題はキーボードと椅子の間に存在している」という英文の頭文字だよな。

A:つまりキーボートと椅子の間にいる人間が起こす問題のことを言っています。

B:システムは人が作っているので問題を起こすのは人だというのは否めないな。

A:そこでPEBKACをユーザエラーとして説明しているネットの記事もありますね。

B:キーボートと椅子の間にいる人間とはユーザに限定しているようだと思うよ。

A:まるでユーザだけがミスするような言い方ですが実際はどうなのでしょうか。

B:システムの開発者や管理者も同じ人間なので、ミスすることはあるだろうよ。

A:高い権限を付与されているシステム管理者の1つの失敗の影響度は高いです。

B:「データ保護完全ガイド」では、管理者による5つのミスを紹介しているね。

A:どれも実際にあったもののようですが、どれも重大な影響を及ぼしそうです。

B:またコラムではroot権限でやってしまいそうな操作について紹介しているね。

A:「私、失敗しないので」と思っている管理者の方にも読んでもらいたいです。

 

SMS部会 株式会社エクサ 佐野泰之

 

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【2】森井教授のサイバーフィジカルセキュリティ講座


~安心・安全な社会を目指して~



2019年6月号から、神戸大学大学院工学研究科 森井昌克教授に「森井教授の


サイバーフィジカルセキュリティ講座 ~安心・安全な社会を目指して~」と


題して、コラムを連載していただける事になりました。



第56回は「ランサムウェア(身代金)ならぬサイバー誘拐」です。



本文を読む


https://jdsfsec.wixsite.com/jdsf/no56

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【3】NGS部会連載コラム 

新年あけましておめでとうございます

新型コロナについては特に制限もなく、新年を迎えた方々がほとんどかと思います。

一方で、特定の地域においては大きな震災、また同日に飛行機事故と不幸なことが続けて発生しております。

被害にあわれた方々のご冥福をお祈りいたします。

 

さて、毎年、新年を迎えるたびに、昨年を振り返り、今年はこうありたい、

xxをしたいなどの目標設定を公私にわたってされているのではないかと思います。

 

ストレージの世界でも何か大きな転換を迎えるとか、

という観点で技術動向を調査してみますと、世の中の同行としては

AIを有効活用したりとか、いろいろありそうですが、

現在のところは、表立ってその辺をアピールしているものはなさそうですね。

運用管理ツールとかにはそういった技術が

応用されているところがあるのかもしれませんね。

 

NGSではそういった技術動向を掘り下げていきたいと考えております。

 

本年もよろしくお願いします

 

SET&NGS アレルヤ


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【4】JEITAテープストレージ専門委員会コラム「ハイブリッドクラウド時代のテープソリューション」ついこの前まで「酷暑が続いています・・」という会話が多かったですが、さすがに1月になると冬らしい気温になってきました。 

ただ今年は特に一日の気温差が大きく、季節外れの気温になる日もあります。やはり地球温暖化は進んでいると改めて感じ、CO2削減などの対策が急ぎ必要と思いました。 

皆さんも体調には十分気を付けてお過ごしください。 

 

さて今回のコラムは「ハイブリッドクラウド時代のテープソリューション」というテーマでのコラムです。今後重要となるデータの管理をご検討される中で参考になれば幸いです。 

 

それでは本文をご覧ください。 



本文を読む


https://jdsfsec.wixsite.com/jdsf/news-1/2024%E5%B9%B401%E6%9C%88



一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA) テープストレージ専門委員会


https://home.jeita.or.jp/standardization/committee/tape_storage.html



本内容にてご質問などございましたら、JDSF事務局経由でお願い致します。

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【5】JDSF各理事・部門部会長よりのメッセージ皆様、新年あけましておめでとうございます。

 

この三賀日は災害と事故の報道で不安な思いをされておられた方も多いのではないかと

拝察いたします。親類・友人・旧知・同僚など、身近な方の安否を気遣われた方はなお

のことであったのではないでしょうか? 被災された方、被害にあわれた方、更にその

関係者の皆様には心よりお見舞い申し上げたいと思います。

 

この不安な新春の報道を見るうちに、ふと小林一茶の句が思い浮かびました。

「目出度さもちう位也おらが春 (めでたさもちゅうぐらいなりおらがはる)」

一茶は俳人としての名声こそ優れていますが、必ずしも恵まれた人生を歩んでいたわけ

ではなく、生活面・健康面で不安定な晩年を過ごしていたそうです。ですので、普通に

この句の意味を解釈すると「めでたさもそこそこといったところの私の新年だなぁ」と

読み取れます。もう一歩踏み込んで一茶の住んでいた信濃の言葉で「ちゅうぐらい」と

いうのは、適当とかいい加減とかといった手間を省いた状態を表す言い回しなのだとか。

とすると「めでたくはあるけれど、適当に迎えた私の新年だなぁ」となります。

なんだか本当はそれほど悲観的な意味合いではなく、肩から力の抜けた生き方を詠んだ

一句のように思えてきます。

 

日々を暮らしていると心を揺さぶる出来事や、予定通りに運ばない事柄に溢れています

ので、本当に穏やかで目出度い状況のほうが稀有なのかもしれませんね。ですがそれら

に囚われ過ぎずふと一息ついて自分を見つめながら過ごす事も大切なのかも知れません。

さて、今年度もJDSFの活動ものこるところあと3ヶ月。新春セミナーをはじめとした

イベント活動と並行して年間の活動とりまとめと来年度にむけた採算計画や会計報告の

準備など我々の活動は慌ただしく進んで参ります。そんな中で、ふと落ち着いて「今年

やるべきこと」を優先順に考えたとき、いの一番にあげなければならないテーマは会員

数の増加で、これは「ちゅうぐらい」にはしておけない状況です。是非現会員の皆様も、

周囲でストレージに関わりあいのある方、関心のある方の勧誘をお願い致します。

いまやストレージをストレージ単体の技術や可能性で語る時代ではなくなっていますが、

ITのテクノロジーや市場動向の中においてその存在が当たり前のものになっていること

もまた疑いようのない事実です。如何にストレージを駆使してデータの利便性と信頼性

を高め、我々の生活を豊かにするITの基礎を盤石なものにするか?そんな壮大はテーマ

に思いをはせながら、ストレージをとりまくITの各基盤技術との共存をどの様に実現

していくのか?そんなメッセージを発信しながらJDSFは今年も活動してまいります。

 

ちなみに冒頭の一茶の句には、年の暮れに読まれた対の句があります。

「ともかくもあなた任せの年の暮れ」

今年の暮れ、ストレージのトレンドはどなた任せになっていることでしょう?

引き続きご支援のほど宜しくお願い致します。

 

JDSF理事長 高木



 

JDSFメルマガは、JDSF会員メンバーにご登録をいただいております方、過去に、当団体のセミナーお申し込みで個人情報をご登録いただいた方、展示会・セミナー等にご来場の際、お名刺交換をいただいた方で当団体からのメルマガをご了承いただいた方にお送りしています。

 

■ Data Storage Tribune ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━発行:JDSF事務局 JDSFホームページ:http://www.jdsf.gr.jp/ご意見・お問い合わせ:jdsf_bureau@jdsf.gr.jp 

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