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2023年9月

容量激増で生き残るには?

<注意>
本文中に書かれておりますURLはリンクが切れている場合がございます。
ご理解・ご了承のほどよろしくお願いいたします。

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         [20239月号] Data Storage Tribune


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Data Storage TribuneJDSF(ジャパンデータストレージフォーラム)が発行する

ストレージやデータマネジメントに関する情報提供のためのメールマガジンです。


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 9月号の主な内容 ■


1】ストレージ・マガジン記事

   容量激増サバイバルガイド

2】森井教授のサイバーフィジカルセキュリティ講座

   ~安心・安全な社会を目指して~

  QRコードも詐欺の材料に!

3NGS部会連載コラム

4JEITAテープストレージ専門委員会コラム

5JDSF各理事・部門部会長よりのメッセージ


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1】ストレージ・マガジン記事


「容量激増サバイバルガイド」


 部署で管理しているファイルサーバの容量増大の対策について考えています。


A:うちの部のファイルサーバの容量とファイル数が増大して遅くなる一方です。

B:まずは使ってないファイルやフォルダがありそうなので削除してしまおうか。

A:許可無しに消してしまうとクレームがくるのでルールを決めて周知しますね。

B:前回は少なめの容量で調達したのでそろそろ増強する必要があると思うけど。

A:ディスクを追加購入しようとすると拡張機能まで見積に含まれてきましたね。

B:容量増大してもパフォーマンスが低下しない対策の機能であれば歓迎だけど。

A:メモリや帯域などあらゆるリソースが的確に配置される機能がいいですよね。

B:さらに容量とパフォーマンスを的確に知らせてくれる管理ツールが必要だな。

A:複数の製品やクラウドにも対応した汎用性の高いツールがあるといいですね。

B:ところで君から要望があったファイルサーバの管理者の増員は見送られたよ。

A:私も通常の業務との掛け持ちでタスク増大しパフォーマンスダウンしてます。

B:今回の記事の著者に「業務激増サバイバルカイド」の執筆を依頼してみれば。

A:ストレージの問題と同様に潜在的な人手不足の問題も真面目に考えて下さい。


                   SMS部会 株式会社エクサ 佐野泰之


 ▼本文を読む

 

 https://k.d.combzmail.jp/t/b5d1/m0hp9iq162xnegsgejnRv



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2】森井教授のサイバーフィジカルセキュリティ講座

   ~安心・安全な社会を目指して~


20196月号から、神戸大学大学院工学研究科 森井昌克教授に「森井教授の

サイバーフィジカルセキュリティ講座 ~安心・安全な社会を目指して~」と

題して、コラムを連載していただける事になりました。


52回は「QRコードも詐欺の材料に!」です。


▼本文を読む

https://k.d.combzmail.jp/t/b5d1/m0hpaiq162xnegsgejRBv



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3NGS部会連載コラム


今年の夏は本当に暑かったですね。

8月末くらいから暑さに関して多少はおさまってきた感じではありますが、

台風やそれに伴う災害が心配ですね。みなさん、いかがお過ごしでしょうか?


さて、9月となり、読者の皆様は上半期の区切りで忙しさが加速してきているのでは

ないかと思います。そうでない方も、下記のStorage Magazine翻訳記事をご覧になって

最近の市場動向、過去のまとめなどを振り返り、リフレッシュしてまた皆様の業務に

戻っていただければと思います。


進化するITプライオリティが作るモダンHCI

(https://k.d.combzmail.jp/t/b5d1/m0hpbiq162xnegsgejGLH


ハイブリッドクラウド・エコシステムが加速する

デジタルトランスフォーメーション

(https://k.d.combzmail.jp/t/b5d1/m0hpciq162xnegsgejcJQ


SMRHAMR、その他使えるHDD技術

(https://k.d.combzmail.jp/t/b5d1/m0hpdiq162xnegsgejeN9


vSphere 7VMwareNVMe-oFを本格サポート

(https://k.d.combzmail.jp/t/b5d1/m0hpeiq162xnegsgejRLE



NGSでは、今後も次世代ストレージの動向と要素技術についてまとめていきたい

と考えております。引き続き、よろしくお願いいたします。


                         NGS/SET アレルヤ



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4JEITAテープストレージ専門委員会コラム


「技術革新を続ける磁気テープ」


9月に入りようやく気温が下がる方向のようですが、まだまだ暑さは続いています。

皆さん体調はいかがでしょうか。

猛暑日の831日までの日数を調べてみると今年が23日、2022年が16日、2021年が

2日、2020年が12日となっていました。

今年が異常な気温になっているのが猛暑日日数のデータからも分かりました。

改めて、地球温暖化防止の対策が必要と思いました。


さて今回のコラムは地球温暖化防止にも効果のあるテープストレージの話題になります。

懐かしいと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、カセットテープの話題もあります。

ご参考までですが、現在のカセットテープにご興味がある方は中目黒のWaltzというお店の

サイトをご覧ください。

このサイトにはカセットテープのリールの動きがデザインされています。


それでは本文をご覧ください。


▼本文を読む

https://k.d.combzmail.jp/t/b5d1/m0hpfiq162xnegsgejFVX



一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA) テープストレージ専門委員会

https://home.jeita.or.jp/standardization/committee/tape_storage.html


本内容にてご質問などございましたら、JDSF事務局経由でお願い致します。


 

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5JDSF各理事・部門部会長よりのメッセージ


ストレージの計画作業


ストレージの計画作業というと、H/W障害の対応・ファームウェア(ストレージOS)

更新・ストレージのデータ移行など様々ですが、お盆の時期にメンテナンス期間を

設けて作業を計画される管理者の方は複数いらしたのではないかと思います。

今回はその中でファームウェア(ストレージOS)の更新について触れてみたいと

思いますが、苦慮されている管理者は多いようです。


更新といえば、パソコンやスマホのOSは割とすぐに更新する方が多いと思います。


更新する理由は

 ・セキュリティの脆弱性対応や不具合の修正

 ・新機能の追加

 ・サポートを受けるため


等が主たる理由です。

これはファームウェア(ストレージOS)も例外ではありませんが、ファームウェアは

気軽に更新ボタンをポチポチして完了というわけにはいかず、


 ・システムやアプリケーションの互換性は大丈夫か

 ・作業手順が知りたい

 ・更新にかかるメンテナンス時間はどれくらい必要か

 ・管理者自身で作業可能な内容か否か

 ・元の版に切り戻しはできるのか

 ・データへの影響はないのか etc.


といったように万が一のことがあると困るため、確認するための要素が多いわけです。

作業中のデータのバックアップは完全に担保される・作業対象のストレージが停止

してもサービス影響が出ない、というような潤沢な環境でなければ、多くのストレージ

管理者の方が神経質になられていることでしょう。


なお、

 ・緊急性が無ければ触りたくない

 ・今まで問題なく動いてるので触りたくない


というお声をいただくこともありますが、

セキュリティの脆弱性は頻繁に更新が入るため、やはり定期的な更新は必要ですし、

今まで問題なく動いていたのは偶々かもしれない、と捉えた方がよいかもしれません。


実際、コンシューマ向けは除き、エンタープライズ向けのストレージであれば

これらの要素をきちんと精査し安心して作業できるよう計画することが必要です。

ただ、一言に計画といっても、膨大なドキュメントの読み込みが必要だったり

作業準備にも時間が要したり、作業経験不足からの手順の読み間違いなどもあり

ますので、そこについては時として「時間と技術とコスト(費用)で置き換える」

ことも必要です。結果としてそれが最もコスパが良いかもしれませんし、何より

安心に繋がることが多いのではないでしょうか。


なお、ここまでの話はオンプレミス(以下、オンプレ)のストレージで言えること

でしたが、クラウドストレージであれば、ファームウェア更新ということを管理者が

意識することもないため、そういった点はクラウドストレージの方がメリットだと

言えるでしょうから、更新に関する部分を見ると、クラウドに優位性を感じますね。


                          CTCT 廣原保志


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当団体のセミナーお申し込みで個人情報をご登録いただいた方、展示会・セミナ

ー等にご来場の際、お名刺交換をいただいた方で当団体からのメルマガをご了承

いただいた方にお送りしています。


▼メールの配信停止をご希望の方は、以下のURLにて配信解除を行って下さい。

https://regssl.combzmail.jp/web/?t=mt23&m=b5d1#cbzFormRegist


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発行:JDSF事務局 JDSFホームページ:http://www.jdsf.gr.jp/

編集:有限会社ワグ

ご意見・お問い合わせ:jdsf_bureau@jdsf.gr.jp

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