top of page

2023年3月

データ急増企業の特徴とは?

<注意>
本文中に書かれておりますURLはリンクが切れている場合がございます。
ご理解・ご了承のほどよろしくお願いいたします。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■


         [20231月号] Data Storage Tribune


■□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛


Data Storage TribuneJDSF(ジャパンデータストレージフォーラム)が発行する

ストレージやデータマネジメントに関する情報提供のためのメールマガジンです。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 3月号の主な内容 ■


1】ストレージ・マガジン記事

   ハイブリッドクラウド・エコシステムが加速するDX

2】森井教授のサイバーフィジカルセキュリティ講座

   ~安心・安全な社会を目指して~

  フォームジャギング再び

3SET部会連載コラム

4JEITAテープストレージ専門委員会コラム

5JDSF各理事・部門部会長よりのメッセージ


◆◇◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◇◆

1】ストレージ・マガジン記事


 「ハイブリッドクラウド・エコシステムが加速するDX」


 企業が保有するデータが急増している現状と対策について話し合っています。


A:デジタルトランスフォーメーションのおかげでデータ量が増え続けています。

B:メールや画像や音声そしてログデータなど多種多様なデータが急増中だよな。

A:これら非構造化データはネイティブな形式のまま保存できる特徴があります。

B:使う時は自由に処理できるので柔軟性が高くて用途の幅も広いということか。

A:利活用の可能性を求めてとりあえず貯めておこうという意識がありそうです。

B:データが自社のビジネスであると主張する企業も多くなっているようだよな。

A:それらのデータをどのように活用してビジネスの機会を得るかが重要ですね。

B:データの大容量化と多様化により保管先のストレージも多様化しているよな。

A:使用するデータの目的とタイミングによって保管先を変えることができます。

B:例えば使用頻度と機密性が高いものはオンプレミスのオールフラッシュとか。

A:プライベートクラウドやパブリッククラウトとの組み合わせもありますよね。

B:それらの間で多様なデータが分散して移動しながら増大しているようだよな。

A:充実したストレージ環境をうまく使い分けすれば真のDX化に近づくでしょう。


                   SMS部会 株式会社エクサ 佐野泰之



 ▼本文を読む

 https://k.d.combzmail.jp/t/b5d1/m0871do132ihjm7fcqKp8


◆◇◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◇◆

2】森井教授のサイバーフィジカルセキュリティ講座

   ~安心・安全な社会を目指して~


 20196月号から、神戸大学大学院工学研究科 森井昌克教授に「森井教授の

サイバーフィジカルセキュリティ講座 ~安心・安全な社会を目指して~」と

題して、コラムを連載していただける事になりました。


 第46回は「フォームジャギング再び」です。


 ▼本文を読む

 https://k.d.combzmail.jp/t/b5d1/m0872do132ihjm7fcqxrz


◆◇◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◇◆

3SET部会連載コラム



持続可能とは


先週実家のある東北地方に滞在していました。

まだまだ朝夕は寒さが続いていますが、この時期は冬から春へと切り替わる時期でした。

あれほど沢山積もっていた雪も、春の日差しによって解けはじめ、今まで見えなかった

台地が顔をのぞかせていました。

今は、春夏秋冬の季節の廻りの中、冬から春へと衣替え中ですね。


日本は「春夏秋冬の季節の移り変わり」というサイクルを回り続けています。

10年前も、30年前も同じように春夏秋冬の季節がありました。

これは、春夏秋冬というものが持続しているという事であると思います。

春夏秋冬を個々で見てみると、桜の開花時期は4月初頭から3月後半に早まり、

夏の暑さは40度を超え、秋の台風は大雨や強風で災害をもたらし、

冬は雪不足でスキー場が営業できなくなるなどの変化があります。

しかしながら、マクロな視点で見てみると、春夏秋冬というサイクルは

持続していると言えます。


ITにおけるシステムも、「検討・構築・運用・廃棄」というサイクルを繰り返しながら、

新しいシステムと新たなサービスを世の中に届けています。

同じところを回るのではなく、新たなサイクルを回る、

そうスパイラル上に廻っているという事になります。SET部会の活動は、

その時々のストレージの要素となる技術を調査・発信することで、

新しいスパイラルに対する最適なものを検討する情報を皆様に届けたいと考えています。

その観点で、FY22の活動を振り返り、FY23の活動検討につなげていきたいと思っています。


ITの形が、個別のシステム構築からクラウドという形へ移行していること

・エッジと呼ばれるシステムで、生のデータ処理などをその場で行う事が出来るようになっていること

IT利用が進めば進むほど、そこで生成・利用されるデータが増加すること

・カーボンニュートラルという観点で、CO2排出をいかに抑えることが出来るかを考える必要があること

ITが便利になればなるほどに、高い安全性が求められるようになること


これらの様な事を総合して、データを保持・利用するために蓄積するストレージに

求められる要素技術を調査・発信することを進めたいと考えています。


JDSFの部会活動もまた持続的な活動であると考えていますので、FY23は更に良い

情報発信が出来るように活動したいと思います。皆様のご協力の程お願いします。



JDSF SET部会長

富士通(株)齊藤



◆◇◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◇◆

4JEITAテープストレージ専門委員会コラム



データストレージのライフサイクルとテープ


本年も早いもので3月に入り、ようやく寒さも緩んできて、日によっては4月並みの

気温もみられるようになってきました。

弊社の通勤経路に桜並木がありますが、桜のつぼみも少しずつ膨らんできているのが

分かるようになってきております。

コロナ感染も安心はできませんが、低い水準となってきており、マスクの着用も

3/13から一部の場所では継続するものの、それ以外は個人判断と

以前の生活に近くなってきました。


今回のコラムのテーマはSDGs ですが、今までの観点とは異なり、

データストレージ自体(製品)のお話で今まではあまりなかった内容です。

今後SDGsを考える上で参考になる内容ですので、是非ご覧ください。



それでは本文をご覧ください。


一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA) テープストレージ専門委員会

http://home.jeita.or.jp/cgi-bin/about/detail.cgi?ca=1&ca2=292

本内容にてご質問などございましたら、JDSF事務局経由でお願い致します。


 ▼本文を読む

 https://k.d.combzmail.jp/t/b5d1/m0874do132ihjm7fcqUW9


◆◇◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◇◆

5JDSF各理事・部門部会長よりのメッセージ


 初めまして。昨年末よりJDSFに加入させていただき、

 この度理事職を拝命させていただきました

 CTCテクノロジー()の廣原と申します。

 ストレージは保守サポートが専門分野ですが、二十数年の経験を活かし

 JDSFを盛り上げ、会員の皆様のお力になれるよう

 尽力していきたいと思いますので、以後どうぞよろしくお願い致します。


 さて、私の職業柄、ストレージの障害は毎日のように耳に入ります。

 障害といっても物理的な事象・論理的な事象様々ありますが、

 物理的なほうだけに絞っていうと、これは中々防ぎようはありません。

 防ぎようがないといっても、データを守るためにRAIDを組んだり

 ストレージコントローラを冗長することでデータを守ることはできます。

 ただ、冗長も「どこまで耐えられる?」という要件次第で、要件を超える障害

 (例えばHDDRAID5でしている構成で同時に2本のHDDが障害になる等。)

 には耐えることはできません。

 ほぼすべてのお客様は

 「データが無くなるのはダメ、ストレージへのアクセスが止まるのもダメ。」

 というのが当たり前ですので、RAID5ではなくRAID6にしたり、

 ストレージ自体をも1つのストレージにレプリケーションさせたりと、

 様々な手法でこれを予防することはできます。

 当然ながら、あれやこれやと手をかけることで費用も上がってしまうわけなので、

 そこはしっかりと検討が必要なわけです。(有識者(メーカやSIer)と会話も是非。)

 なにがどこまで障害となった場合はデータが無くなる・ストレージへの

 アクセスが止まる、またそうなってしまった場合の「リカバリ(BCP)の準備」

 について理解し、さらに実証しておくこともよいでしょう。

 また、障害が発生している状況を長引かせていると

 他の障害を誘発することもよくあるため、監視・運用も含め、

 最近は障害を予兆するという技術も有効な手段の1つです。


 「データ・ストレージはアクセスできて当たり前」という世界で止まると

 責められるため、ストレージの管理者は苦労が絶えないと思います。


 皆様と一緒に良きストレージの世界を築き上げていけたら幸いです。



                           CTCT 廣原保志


■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

JDSFメルマガは、JDSF会員メンバーにご登録をいただいております方、過去に、

当団体のセミナーお申し込みで個人情報をご登録いただいた方、展示会・セミナ

ー等にご来場の際、お名刺交換をいただいた方で当団体からのメルマガをご了承

いただいた方にお送りしています。


▼メールの配信停止をご希望の方は、以下のURLにて配信解除を行って下さい。

https://regssl.combzmail.jp/web/?t=mt23&m=b5d1#cbzFormRegist


 Data Storage Tribune ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

発行:JDSF事務局 JDSFホームページ:http://www.jdsf.gr.jp/

編集:有限会社ワグ

ご意見・お問い合わせ:jdsf_bureau@jdsf.gr.jp

____________________________________

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

(C) 2004-2023 Japan Data Storage Forum. All rights reserved.

掲載記事の無断転送・転載を一切禁じます。著作権は各筆者およびJDSFにあります。

本メールに掲載された企業名、製品名などは、一般に各社の商標または登録商標

です。

bottom of page