2023年12月
あらゆるデータの保護とは?
<注意>
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ご理解・ご了承のほどよろしくお願いいたします。
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[2023年12月号] Data Storage Tribune
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Data Storage TribuneはJDSF(ジャパンデータストレージフォーラム)が発行する
ストレージやデータマネジメントに関する情報提供のためのメールマガジンです。
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2023年12月27日、JDSF理事佐野泰之氏監訳、
元JDSF副理事長池田祥孝氏翻訳による、
『データ保護完全ガイド』がオライリー・ジャパンより発売!
ご興味のある方など、皆様どうぞお読みください!
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■ 12月号の主な内容 ■
【1】「データ保護完全ガイド」のご紹介
「あらゆるデータの保全と回復を可能にするために」
【2】森井教授のサイバーフィジカルセキュリティ講座
~安心・安全な社会を目指して~
QRコード詐欺が現実のものに!
【3】SMS部会連載コラム
【4】JEITAテープストレージ専門委員会コラム
【5】JDSF各理事・部門部会長よりのメッセージ
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【1】「データ保護完全ガイド」のご紹介
「あらゆるデータの保全と回復を可能にするために」
今月の27日に出版される「データ保護完全ガイド」について話をしています。
A:今更ですが我々を取り巻くデータは容量は増大し種類も多様化しております。
B:だからこそあらゆるデータの保全と万が一消失した場合の回復が必要だよな。
A:身近な例ではデータへの脅威として出現したランサムウェアへの対応ですね。
B:ストレージ上でのデータの不変性やエアギャップ技術などが有効な手段だね。
A:災害対策として壊滅的な被害を想定した環境の整備の検討も必要となります。
B:データベースも多様化しているのでそれぞれに合った保護方法も知りたいな。
A:いわゆるデータの整合性を確保するための新しい方法も幾つかあるようです。
B:またバックアップとアーカイブの違いをもう一度見直すことも求められます。
A:データの保護なのかまた利活用なのかによって必要なリソースも変わります。
B:様々なサービスがあるクラウドベースのバックアップの取捨選択もあるよな。
A:さらにコンテナなどの最新のデータソースの保護の方法の確立も大事ですね。
B:これらについて「データ保護完全ガイド」では詳しく紹介しているようだな。
A:システムのデータ保護に関与するすべての方々に一読してもらいたい本です。
SMS部会 株式会社エクサ 佐野泰之
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【2】森井教授のサイバーフィジカルセキュリティ講座
~安心・安全な社会を目指して~
2019年6月号から、神戸大学大学院工学研究科 森井昌克教授に「森井教授の
サイバーフィジカルセキュリティ講座 ~安心・安全な社会を目指して~」と
題して、コラムを連載していただける事になりました。
第55回は「QRコード詐欺が現実のものに!」です。
▼本文を読む
https://k.d.combzmail.jp/t/b5d1/m0cxnkr182zhc1kr7ttL8
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【3】SMS部会連載コラム
ようやく冬らしく朝晩冷え込む日も増えてきまして、年の瀬を感じる今日この頃です。
12月と言えば、さまざまな分野で今年のヒット商品やトレンドワードが発表される月でも
ありますが、今年のIT系トレンドは、どの調査を見ても「生成AI」が群を抜いてトップで
す。2023年は「生成AI元年」ともよく言われていますが、個人はもとより、企業や学校な
どでもどのように活用していくかルール決めなどを検討されている状況かと思います。
ストレージにおいても、生成AI活用による構成設計や、運用管理の効率化など、さまざ
まなストレージ活用シーンでの利用が期待されています。
生成AIに限らず、「AI」といったキーワードでのストレージとしては、多くのメーカー
やクラウドサービサーが、「AI向けストレージ」や「AI向けストレージソリューション」
を販売しています。メーカーやサービサーによって商材の特長は異なりますが、多くの商材
はディープラーニングにおける並列処理に活用しやすいよう「スケーラビリティー」や
「パフォーマンス」などが考慮されたものです。
AIの活用におけるストレージ関連技術はJDSFでも注視している内容になりますので、
トレンドやトピックスなど継続的に情報発信をしていこうと考えています。
今年も残すところ1か月、何かと忙しい時期ではありますが、皆様体調を崩されません
よう、どうぞご自愛下さい。
SMS部会 須賀田
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【4】JEITAテープストレージ専門委員会コラム
「Inter BEE 2023ご来場の御礼」
Inter BEE 2023の展示会が、11月15日から11月17日にかけて幕張メッセにて
開催されました。ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。
おかげさまで、昨年の約2倍の皆様に当委員会ブースにお立ち寄りをいただきました。
データの長期アーカイブやエアギャップによるセキュリティの確保、更にはカーボン
ニュートラルへの対応など、テープストレージが再注目されているということをあら
ためて実感いたしました。
当ブースでは、所属する各社から、LTOテープ製品、テープストレージ製品やソリュー
ションを展示いたしました。
普段はあまり目にする機会が少ない、磁気テープ媒体、テープドライブやテープライ
ブラリ内の機構部なども興味深くご覧いただき、皆様から熱心にご質問をいただき
ましたことに対して感謝申し上げます。
12月15日まで、当委員会のオンライン展示エリアにて下記の動画や資料をご覧
いただけます。最新のテープ製品および技術動向が知りたい方、テープ製品や
技術に関する情報収集を行いたい方は、是非ご覧いただければ幸いです。
●新テープストレージ君
テープストレージの魅力を3分の映像でご説明。テープストレージとは何か?
から特長や用途についてストレージ君が皆様に分かり易くご説明します。
●デジタルイノベーションを支えるテープストレージソリューション
JEITAテープストレージ専門委員会がCEATEC 2023にて講演した内容です。
テープストレージによる、増大するデータ・長期保管ニーズ・セキュリティ・
カーボンニュートラル等への対応などについて特長を交えてご紹介いたします。
●進化を続けるテープストレージ(ロードマップと支える技術)
●4K/8K時代のコンテンツ保管に大容量LTOテープ
●テープストレージ利用におけるデータの保護と長期保管のJIS紹介
来年も、会場で皆様とお会いできる事を楽しみにしております。
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▼本文を読む
https://k.d.combzmail.jp/t/b5d1/m0cxokr182zhc1kr7tVv4
一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA) テープストレージ専門委員会
https://home.jeita.or.jp/standardization/committee/tape_storage.html
本内容にてご質問などございましたら、JDSF事務局経由でお願い致します。
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【5】JDSF各理事・部門部会長よりのメッセージ
「アーカイブについて11」
2023年もアッと言う間に12月になり、残りわずかとなりました。
いつもの事で当たり前の事なのですが、秋から冬へと季節は移り変わろうとし
ています。今年は秋と言っても気温が高い日が続きましたので秋の実感に乏
しい感じではありました。しかしながら、北の地方の山肌は深い秋を迎え、
木々は赤や黄色に色づいていました。そしてもうすぐ白い雪に染まるのだと
思います。
前回のコラムでは、様々なことを、「オンラインとオフライン」「つながる
とつながらない」「便利と不便」等と、相反する2つの側面で考えなければな
らない事であると捉えていると書きました。あえてオフライン、あえてつなが
らない、あえて不便という様な事も考えなければならないと思っていると言う
事が、地球全体のサスティナブルの実現には必要なのではという主旨で。以前
も書いた気がしますが、時間軸を30年戻せば、今との比較においては「オフ
ライン・つながらない・不便」の3要素が通常の状態であり、それでも我々は
楽しく生活できていました。今から考えると不思議な気がしますが、確かにそ
うでした。私も実家に戻ると、車が無いので駅から徒歩で実家に移動、実家に
はインターネット環境が無いので持ち込み、買い物も近くにスーパーが無いの
で自転車で片道15分の様な生活を送ることがあります。東京地区に住んでい
る時とは雲泥の違いですが、ある種の実在感を感じることがあります。坂道を
自転車でハーハー言いながら漕いでいる自分、駅まであと15分位かと思って
歩いている自分。オフラインやつながらないことは自分自身と向き合う事が出
来る時間・空間なのだと感じてしまいます。何もかもがつながり便利になると、
自分の存在が希薄になっているのだとふと思いました。自分が介在しなくとも
事は進むという感覚でしょうか。
データもあえてつながらないことで、データとしての価値を再認識できるの
ではと思いましたが、ITの世界におけるデータのつながりは、人の社会とも
少し違うのでしょうね。IT世界においてデータが自立出来るとすると、それ
は人と同じ感覚になり、つながるかつながらないか、便利か不便かを選択でき
るようになる事かもしれません。データ自身が意志を持つという事で。
JDSF 副理事長
富士通(株)齊藤
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発行:JDSF事務局 JDSFホームページ:http://www.jdsf.gr.jp/
編集:有限会社ワグ
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