
2023年11月
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[2023年11月号] Data Storage Tribune
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Data Storage TribuneはJDSF(ジャパンデータストレージフォーラム)が発行する
ストレージやデータマネジメントに関する情報提供のためのメールマガジンです。
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■ 11月号の主な内容 ■
【1】ストレージ・マガジン記事
データセンターの要となるアプリケーション・インテリジェンス
【2】森井教授のサイバーフィジカルセキュリティ講座
~安心・安全な社会を目指して~
今更ながらの個人情報漏えい
【3】SET部会連載コラム
【4】JEITAテープストレージ専門委員会コラム
【5】JDSF各理事・部門部会長よりのメッセージ
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【1】ストレージ・マガジン記事
「データセンターの要となるアプリケーション・インテリジェンス」
ビジネスを前進させるために必要なデータ基盤について2人で話しています。
A:営業部門の幹部の4人に1人がITはビジネスの邪魔をしてると言っています。
B:前進どころか後退させているとはデータを管理する我々には衝撃的な話だな。
A:せめて10人に1人までに改善させてITの地位を維持させたいと思ってます。
B:営業部隊がITでやりたいことが複雑かつ多様化しているのが現状の姿だよな。
A:そしてIT環境も多様化するのでデータ管理方法を進化させる必要もあります。
B:そもそも自分たちのニーズに合ってないIT基盤製品を使っていないだろうか。
A:例えば使っているうちに遅くなったり使えなくなる時があるものでしょうか。
B:IT基盤のリソースがタイムリーに割り当てられていないことが考えられるね。
A:システムに影響を及ぼす問題もますます複雑かつ多様化しているようですね。
B:これらの問題をすべて人の手で解決するにはコストがかかるし効果も薄いな。
A:そこでIT基盤製品にAIと機械学習を組み込んだ自動化機能が注目されてます。
B:状況を検知分析してシステムダウンになる前に自律的に解決する仕組みだな。
A:これらの盤石なIT基盤でデータを使いこなしビジネスを前進させたいですね。
SMS部会 株式会社エクサ 佐野泰之
▼本文を読む
https://k.d.combzmail.jp/t/b5d1/m0w897r172wd0syw6tEor
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【2】森井教授のサイバーフィジカルセキュリティ講座
~安心・安全な社会を目指して~
2019年6月号から、神戸大学大学院工学研究科 森井昌克教授に「森井教授の
サイバーフィジカルセキュリティ講座 ~安心・安全な社会を目指して~」と
題して、コラムを連載していただける事になりました。
第54回は「今更ながらの個人情報漏えい」です。
▼本文を読む
https://k.d.combzmail.jp/t/b5d1/m0w8a7r172wd0syw6tboz
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【3】SET部会連載コラム
ストレージ観点でのオンプレとクラウドの違いは?
10月末に実家のある東北地方に滞在していました。さすがに10月末にな
ると朝晩も冷え込んできており、東京地区との寒暖の差を思い知らされる事と
なりました。秋も深まっています。山肌は未だそれほど色づいてはおりません
が、この先1か月程度で赤や黄色などの鮮やかな色合いに染まると思います。
春夏秋冬の季節の廻りとしては、初秋から深い秋への移行時期です。
SET部会活動では、今年の活動を「オンプレとクラウドでストレージを利
用する際にどこが違うのか」という内容で調査・検討を進めています。観点と
してはSIを行う人にとって良い情報になるようにすることを目指しています。
活動メンバの多くは、オンプレのシステムにおける検討~設計~構築~検証~
運用~障害対応などについて業務対応を行った経験があり、その経験をベース
にして、クラウドサービスを利用する場合にどの様な差異があるのかを調査・
検討してまとめています。
現時点までの調査・検討で感じることは、以下の点です。
・設計の段階においては多くの観点で異なる検討が必要
構成するアーキテクチャが異なることを意識する必要がある
・物の増減、物の直接的な管理はクラウドでは不要
使う側に物が存在しないことを考慮する必要がある
・障害発生時の対応などは考えが大きく変わる
責任共有や管理の範囲の違いを考慮する必要がある
・運用のベースとなっている物の所有と共有利用の違い
リソースはオンプレでは占有、クラウドは基本的に共有であることの意識
・契約に対する考え方
クラウド利用はサービス利用であり、契約内容の理解が重要
・セキュリティに関する内容はIT全体に及ぶ観点で考える必要あり
セキュリティについては、ストレージ部分に限定して今回は検討しています
この様に、オンプレとクラウド利用時では違いがあり、それを理解することが
重要だと感じています。また、オンプレとクラウドで変わらない部分もあるな
ど、まだ作成中ではありますが、今年度の活動成果として共有できるようにし
たいと思っています。ご期待ください。
ITの形と求められる機能(用途)については、これまでも記載してきまし
たが、ITのマクロ的なアーキテクチャは変わらないと考えていますので、こ
れからもストレージの役割・用途・運用・使い方などについて継続的に考えて
みたいと思います。
JDSF SET部会長
富士通(株)齊藤
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【4】JEITAテープストレージ専門委員会コラム
「Inter BEE 2023出展のご案内とJDSF共催セミナーのお知らせ」
ようやく厳しかった残暑も一段落しました。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
毎年この時期は紅葉前線の発表をみておりますが、身近な高尾山の予想が11/18
となっておりました。
例年も11月中旬のようで、一気に季節が進んだ感じがしております。
今回はInter BEE 2023の出展のご案内とJDSF共催セミナーのお知らせとJDSF
との共催セミナーのご案内です。
詳細は以下をご覧ください。
来る11月15日から11月17日までの期間、Inter BEE 2023が幕張メッセにて
開催されます。今年も当委員会は幕張メッセでリアル展示の形で参加致します。
今年のリアル展示会場では、昨年よりも規模を拡大してテープストレージ製品
やソリューションを展示、ご覧いただけるように準備しております。
デジタル化により高品質化が進む映像・音楽・コンテンツ等のデータは大容量
化が進み、アーカイブやデータのセキュリティの確保、更にはカーボンニュー
トラルへの対応が求められています。これらに対してテープストレージがどの
ようにお手伝いできるのかをご紹介いたします。
展示会場では、テープストレージをご理解していただけるように、「テープ
メディア」「テープドライブ」「テープライブラリ」のカテゴリで製品を展示
すると共に、テープストレージのロードマップや特長などもご紹介いたします。
会場には常時委員会のメンバーがおり、上述の内容の紹介や説明を行っていま
すので、最新のテープの動向など、興味がある方はぜひ展示エリアにお越しく
ださい。また、アンケートご回答でのノベルティプレゼント等も準備しており
ます。
Inter BEEオンライン側でも、テープストレージの特長や利用シーン等がわか
る動画や資料を掲載しておりますので、そちらもご覧いただければと思います。
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Inter BEE 2023 幕張メッセ会場
- 開催期間: 2023年11月15日(水)~2023年11月17日(金)
- 会場: 千葉市美浜区・幕張メッセ 【ホール2, 小間番号:2508】
Inter BEE 2023 オンライン会場
- 公開期間: 2023年11月 6日(月)~2023年12月15日(金)
- 会場:Inter BEE Top Page https://www.inter-bee.com/ja/
- JEITAテープストレージ専門委員会 展示エリア
https://www.inter-bee.com/ja/forvisitors/exhibitor_info/detail/detail.html?id=262
*会場への入場、展示内容の閲覧は無料来場登録していただく必要があります。
来場事前登録はこちら
https://reg.jesa.or.jp/?act=Form&event_id=24
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あわせてのご案内となりますが、2023年11月30日(木)に
「新ビギナーのためのストレージ講座(拡大版)」をジャパンデータ
ストレージフォーラム(JDSF)との共催にてWebinar形式で開催致します。
どなたでもご参加可能ですので是非ご参加下さい。
参加お申し込みは以下JDSFサイトのトップページ参照お願いいたします。
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それでは本文をご覧ください。
▼本文を読む
https://k.d.combzmail.jp/t/b5d1/m0w8f7r172wd0syw6tOp1
一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA) テープストレージ専門委員会
https://home.jeita.or.jp/standardization/committee/tape_storage.html
本内容にてご質問などございましたら、JDSF事務局経由でお願い致します。
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【5】JDSF各理事・部門部会長よりのメッセージ
11月といえば、各所で展博、セミナーが開催されておりますね。
最近は、直接会場で開催するセミナーとオンラインで開催するセミナーが混在
していますね。読者の皆様はどちらかに参加されましたでしょうか?私は、
ベンダ主催のオンラインセミナーを聴講した程度です。
さて、NANDフラッシュメモリの大容量化については鈍化しつつある、などという
声も聞こえておりますが、最近のSSDでは、M.2やUSBメモリなどの比較的小さな
デバイスにおいても記憶容量が1TB超の製品が発表されております。
一昔前のUSBメモリと言えば、容量数GBでしたが、単位が変わっているとは。。。
進歩について行けていないことを実感する次第です。
ここのところメモリ/ストレージ業界はあまり景気のいいニュースがありませんが、
何とか上向きになってほしいですね。
SET/NGSではSSDやストレージの最近のトレンドについて情報発信をしていきたいと思います。
よろしくお願いします。
SET&NGS アレルヤ
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◎JDSFメルマガは、JDSF会員メンバーにご登録をいただいております方、過去に、
当団体のセミナーお申し込みで個人情報をご登録いただいた方、展示会・セミナ
ー等にご来場の際、お名刺交換をいただいた方で当団体からのメルマガをご了承
いただいた方にお送りしています。
▼メールの配信停止をご希望の方は、以下のURLにて配信解除を行って下さい。
https://regssl.combzmail.jp/web/?t=mt23&m=b5d1#cbzFormRegist
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発行:JDSF事務局 JDSFホームページ:http://www.jdsf.gr.jp/
編集:有限会社ワグ
ご意見・お問い合わせ:jdsf_bureau@jdsf.gr.jp
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