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2022年12月

時系列データに合ったストレージとは?

<注意>
本文中に書かれておりますURLはリンクが切れている場合がございます。
ご理解・ご了承のほどよろしくお願いいたします。

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         [202212月号] Data Storage Tribune


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Data Storage TribuneJDSF(ジャパンデータストレージフォーラム)が発行する

ストレージやデータマネジメントに関する情報提供のためのメールマガジンです。


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 12月号の主な内容 ■


1】ストレージ・マガジン記事

   「時系列データストア用ストレージ最適化戦術」

2】森井教授のサイバーフィジカルセキュリティ講座

   ~安心・安全な社会を目指して~

  第43回 ドッペルゲンガードメイン

3SMS部会連載コラム

4JEITAテープストレージ専門委員会コラム

5JDSF各理事・部門部会長よりのメッセージ


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1】ストレージ・マガジン記事


「時系列データストア用ストレージ最適化戦術」


 一定の間隔で測定かつ収集されるデータの管理方法について話をしています。


A:時系列データとは一定の時間間隔で測定されたデータのことを言うようです。

B:例として人口の増加や国内総生産など長期的に変化するものがあるようだな。

A:景気などはある程度の周期性をもって変化しているのでこれも一つの例です。

B:夏休みや年末年始の旅行者の数など季節によって繰り返される変化もあるな。

A:台風や地震などの自然災害に影響を受ける株価などは不規則な変化ですよね。

B:データストレージの運用ではディスクの空き領域の情報が有効活用できるな。

A:特に空き容量が無くなりそうだという情報は管理者にとって必要不可欠です。

B:逆に全く問題がない時の収集情報については必要性は低いということだよな。

A:データ容量の増加傾向を予測することには有効ですが緊急性はありませんね。

B:使う人や状況によって収集されるデータの格納先も工夫が必要と言えるよな。

A:まずはデータが収集されるタイミングやその容量を把握しておきたいですね。

B:必要な時にタイムリーに取り出せるためのパフォーマンスの確保も必要だね。

A:後はコストとのバランスを考えてデータストレージを選択したいと思います。


                   SMS部会 株式会社エクサ 佐野泰之


 ▼本文を読む

 https://k.d.combzmail.jp/t/b5d1/l0u3l4s1l0482h1mfvAWH


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2】森井教授のサイバーフィジカルセキュリティ講座

   ~安心・安全な社会を目指して~


 20196月号から、神戸大学大学院工学研究科 森井昌克教授に「森井教授の

サイバーフィジカルセキュリティ講座 ~安心・安全な社会を目指して~」と

題して、コラムを連載していただける事になりました。


 第43回は「第43回 ドッペルゲンガードメイン」です。


 ▼本文を読む

 https://k.d.combzmail.jp/t/b5d1/l0u3m4s1l0482h1mfv9Cy



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3SMS部会連載コラム


木々の紅葉も進み、秋から冬への移り変わりを感じる季節となりました。

最近ではIT系を含め展示会はリアルでの開催も増えてきており、

私も10月、11月と自社出展ブースでのご説明をさせて頂きました。

参加される人も徐々に戻ってきているなと実感してる今日この頃です。


JDSF ストレージ管理ソリューション部会では、リモートでの部会を月1回

のペースで開催しておりまして、今年度は「カーボンニュートラル」をテーマ

に活動を続けています。


現在、部会メンバー各社で調査した内容のまとめを進めており、皆さまに

見て頂くため、資料として以下の内容でまとめを推進中です。


資料名:ストレージ活用における省エネ貢献について?

目次:

.活動目的(背景)

.DXの加速によるデータ量の増加

.カーボンニュートラルに貢献するストレージ技術

.データ利活?におけるインフォメーションライフマネジメント(ILM)

.活用事例?

         

ストレージを活用する際、カーボンニュートラルに貢献する「ストレージ活用

技術」や、「ストレージ管理技術」などを広く紹介した内容になっています。


また、例年JDSFもイベントパートナーとして参加しておりますSODA

Foundation主催のイベント「sodacon YOKOHAMA2022」でも、JDSF

ストレージ管理ソリューション部会の活動紹介として10分間ではありますが

活動紹介のスピーチを行います。


詳細は下記JDSFWeb JDSF What's New」をご参照下さい。

https://www.jdsf.gr.jp/

ぜひ、皆さまのご参加をお待ちしております。


今年も残すところ1か月、何かと忙しい時期ではありますが、

皆様体調を崩されませんよう、どうぞご自愛下さい。


SMS部会長 須賀田 勉




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4JEITAテープストレージ専門委員会コラム


 Inter BEE 2022CEATEC 2022ご来場の御礼


今年は、Inter BEECEATECともにリアル展示会が再開され、来場いた

だいた多くの皆様と展示会場で直接会話をすることができ、長かったコロナ

禍から日常が戻りつつある事を実感いたしました。

来年も、会場で皆様とお会いできる事を楽しみにしております。


Inter BEE 2022が、1116日から1118日にかけて開催されました。

オンライン展示は、会場展示期間終了後もオンライン展示は、

20221223日まで閲覧可能です。


当委員会のオンライン展示エリアでは、委員会参加各社が販売している製品

やソリューションに加え、下記の動画をご覧いただけます。

最新のテープ製品および技術動向が知りたい方、テープ製品や技術に関する

情報収集を行いたい方は、是非ご来場ください。


<展示動画>

●テープストレージご存知ですか?「新テープストレージ君」登場!

テープを今まで使用したことが無い方向けに制作した、テープストレージ

の紹介動画をリニューアル!

テープストレージの歴史、テープ製品に用いられている技術、有効性、事例

などについてわかりやすくご紹介しています。


CEATECコンファレンス動画

「サイバーセキュリティを支えるテープストレージソリューション」

テープストレージが深刻なITセキュリティ向上にどう貢献できるのかを解説

(CEATEC2022のコンファレンス時の講演映像です)


LTOロードマップ

LTO ロードマップ/将来のテープ容量の見通しについてご紹介しています。


●テープによるデジタルデータ長期保管の考え方

テープを使いデータをマイグレーションすることでデータを長期に保管する

方法をご紹介しています。


LTOロードマップ

LTO ロードマップ/将来のテープ容量の見通しについてご紹介しています


●磁気テープでデータを長期保存 JIS Z 6019のご紹介

テープストレージによるデジタルデータの長期保管方法を定めた規格『JIS

 Z 6019』の概要をご紹介しています。

(展示内容の閲覧は、Inter BEE 2022トップページで入場登録を行って

からログインしていただく必要があります)


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Inter BEE 2022

・【終了】会場公開期間: 20221116()2021 1118(⾦)

・【開催中!】オンライン公開期間:20221116()2022 1223(⾦)

- 会場: Inter BEE Top Page

https://www.inter-bee.com/ja/


- テープストレージ専門委員会 オンライン展示エリア

https://www.inter-bee.com/ja/forvisitors/exhibitor_info/detail/?id=5053



*一部展示内容の閲覧は、ご入場登録を行ってからログインしていただく必要があります。


また、当委員会は10月に行われましたCEATEC 2022 に出展、

コンファレンス講演及びオンラインブース展示を行いました(1031日公開終了)

ご視聴・ご来場いただき、厚く御礼を申し上げます。


近年被害が急増しているランサムウェア対策で再注目されているテープストレ

ージについて、当委員会からのメッセージおよび最新情報を発信いたしました。

コンファレンス動画は1223日までInter BEEテープストレージ専門委員会 

オンライン展示エリアでもご視聴いただけます。


● コンファレンス講演内容

「サイバーセキュリティを支えるテープストレージソリューション」

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一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA) テープストレージ専門委員会


https://home.jeita.or.jp/cgi-bin/about/detail.cgi?ca=1&ca2=292


本内容にてご質問などございましたら、JDSF事務局経由でお願いいたします。


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5JDSF各理事・部門部会長よりのメッセージ


あらためて今、ストレージとは?



クラウド利用を前提としたITインフラの時代に、改めてストレージとは何かを

考えています。

これまでは、いわゆるオンプレミスという自社環境にストレージ製品を設置して、

データを書く・読む・貯める為のストレージを構築して使ってきました。

ストレージ製品が物理的に目の前にあるのと、データ処理によってディスクに

ついているアクセスランプが点灯するのを見ると、そこにデータがあることを

実感できます。また、RAIDを構成しているディスクもストレージ製品の設定を

含めて明確にわかるので、データが存在している範囲を目で確認することが可能

でした。仮想化の技術の進歩により、サーバやストレージを仮想化システムの

管理になると、実際のデータの位置がわかりにくいものになってきました。

使いやすさの向上は、目で見た分かり易さを分かりにくくすることになっている

と感じます。

そして、クラウドシステムの場合には、データを書く・読む・貯めるところを目

で見ることはできずに、ネットワーク接続の彼方にあるストレージ・リソースで

行われることになります。ある意味においては、目で見えない仮想のストレージ

空間にデータが存在することになります。



データは年々増加していると言われます。個人で使っているPCなどもディスク

容量が年々増加しています。確かにデータは増加していると思います。

これらのデータの多くは、クラウドの空間に流れています。

そこには、あたかも無限のストレージ空間があり、データを蓄積し続けています。

SET部会の活動は、これまではオンプレミスにおけるストレージを対象として、

技術・管理・ソリューションなどを検討してきました。

クラウド時代におけるJDSFの活動を考えるときが来ていると感じます。

クラウドの中のストレージが、オンプレミスのそれと大きく異なるわけではなく、

使われ方と利用者が目で見ることが出来ないという事だけの違いという事も言え

るかと思いますが、用途が違えば物も違うと言うように、改めて別のものとして

考えてみる必要があると感じています。



JDSFとクラウドストレージとの接点は、これまでも様々な形でありますので、

これからも連携を広げてゆくことと、利用者目線でのクラウドストレージに対する

理解を深めてゆけるような活動が出来ればと考えています。

クラウドを含めたストレージ管理についてはSODAとの関係で活動を行っていま

すし、クラウドストレージの内部で利用されているオブジェクトストレージについ

てもまとめた資料を作成してきました。これ以外にも、クラウドストレージを理解

する為に必要となる技術や利用方法等についてJDSF活動に組みこんでゆきたい

と思います。

25周年という節目の年でもあり、活動の活性化に向けた取り組みとして新たに

検討したいと思います。


富士通(株)齊藤 金弥


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JDSFメルマガは、JDSF会員メンバーにご登録をいただいております方、過去に、

当団体のセミナーお申し込みで個人情報をご登録いただいた方、展示会・セミナ

ー等にご来場の際、お名刺交換をいただいた方で当団体からのメルマガをご了承

いただいた方にお送りしています。


▼メールの配信停止をご希望の方は、以下のURLにて配信解除を行って下さい。

https://regssl.combzmail.jp/web/?t=mt23&m=b5d1#cbzFormRegist


 Data Storage Tribune ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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発行:JDSF事務局 JDSFホームページ:http://www.jdsf.gr.jp/

編集:有限会社ワグ

ご意見・お問い合わせ:jdsf_bureau@jdsf.gr.jp

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