top of page

2022年11月

あらゆる手法でデータを守る

<注意>
本文中に書かれておりますURLはリンクが切れている場合がございます。
ご理解・ご了承のほどよろしくお願いいたします。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■


         [202211月号] Data Storage Tribune


■□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛


Data Storage TribuneJDSF(ジャパンデータストレージフォーラム)が発行する

ストレージやデータマネジメントに関する情報提供のためのメールマガジンです。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 11月号の主な内容 ■


1】ストレージ・マガジン記事

  「エンタープライズBaaSを知ろう」

2】森井教授のサイバーフィジカルセキュリティ講座

   ~安心・安全な社会を目指して~

  第42回 (続)つるぎ町立半田病院事案、1年後に再考する教訓

3SET部会連載コラム

4JEITAテープストレージ専門委員会コラム

5JDSF各理事・部門部会長よりのメッセージ


◆◇◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◇◆

1】ストレージ・マガジン記事


 「エンタープライズBaaSを知ろう」


 データバックアップの手法の検討と判断について二人で意見交換しています。


A:データバックアップは運用管理業務の中でも手間がかかるものだと思います。

B:取得するデータの増加や保管先のストレージの確保など管理要素が多いよな。

A:さらにはデータが消失した時の復旧のためのリストア作業は結構しびれます。

B:データバックアップは自動化できてもリストアは人の判断がマストだからな。

A:データを利用しているユーザーが自らリストアできる仕組みは魅力的ですね。

B:ユーザーがPCなどの端末で使うファイルデータであればそれは可能だろうな。

A:保管先をクラウドにして各々で定期的にバックアップしてもらう手法ですね。

B:つまりはクラウドストレージをバックアップに活用するサービスの利用だな。

A:データ容量や更新が少ないデータであればネットワークにも優しいですよね。

B:大容量で更新が頻繁にあるデータには向かないかもしれないということかな。

A:日々のバックアップは可能でも蓄積されたデータのリストアは厳しいですね。

B:データの容量や更新頻度に加え重要性や機密性による判断も必要になるよな。

A:従来のオンプレでのディスクやテープを利用する手法との比較になりますね。


                   SMS部会 株式会社エクサ 佐野泰之



 ▼本文を読む

 https://k.d.combzmail.jp/t/b5d1/l0fshrr1k0qvm7fjopGvL


◆◇◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◇◆

2】森井教授のサイバーフィジカルセキュリティ講座

   ~安心・安全な社会を目指して~


 20196月号から、神戸大学大学院工学研究科 森井昌克教授に「森井教授の

サイバーフィジカルセキュリティ講座 ~安心・安全な社会を目指して~」と

題して、コラムを連載していただける事になりました。


 第42回は「第42回(続)つるぎ町立半田病院事案、1年後に再考する教訓」です。


 ▼本文を読む

 https://k.d.combzmail.jp/t/b5d1/l0fsirr1k0qvm7fjopEsO



◆◇◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◇◆

3SET部会連載コラム



カーボンニュートラルの実現に向けて


2022年はSET活動2.0として活動の軸を見直し、カーボンニュートラルの実現にむけて」

ストレージはどのような技術が貢献できるのだろうかを調査し、まとめてみたいと思います

と部会活動への期待を記載しました。

実際には、合同部会形式での開催の中、活動メンバの調整などもありまだ実際の活動に踏み

出せていない状況です。

しかしながら、カーボンニュートラルの実現は待ったなしの対応であり、ITにおける大きな

役割を受け持つストレージにおいても、できるだけの貢献が必要との考えは変わっていません。


カーボンニュートラルの実現について考える場合に、様々な視点で考える必要がある

と感じています。

(1)物のライフサイクルで考えたとき

ある物(製品)の誕生から廃棄までのライフサイクルで考えたときに、いくつかのタイプに

分かれると思います。

(1-1)誕生時にCO2排出が多いもの。鉄やアルミ等は原料を精製し、鉄やアルミニウムに

なりますが、この段階で多くのCO2が排出されるタイプだと思います。以後は、鉄やアルミ

そのものからはCO2は排出されないエコなものになると思われます。

(1-2)利用時にCO2排出が多いもの。木材を燃やすときや、火力発電等の様に、火力のエネ

ルギーを取り出すときにCO2を発生させるものになりそうです。

人類文明を支える部分であり、利用とCO2排出とのバランスが問われる部分だと思います。

(1-3)廃棄時にCO2排出が多いもの。生活における一般ごみなどは、消費者側の視点では

利用が終わりゴミとして回収後に燃焼させるときにCO2を発生させるものだと考えられます。

全く燃焼ごみを出さないのが望ましいですが、これも実現は難しいですね。


(2)利用のライフサイクルで考えたとき

ある物(製品)を使い始め~使い終わりの観点で見たときに、いくつかのタイプに分かれる

と思います。

(2-1)使い始めにCO2排出が多い。お風呂を沸かすときなどは、最初は水温から沸かすので

ガスをたくさん使い、そのあとは追い炊きなどでガスの利用が減るというものでしょうか。

(2-2)使う中で継続的にCO2排出する。電子レンジやガス器具などは使うときに電気・ガス

を消費し、それ以外は使わないのでCO2排出は無い。

(2-3)使い終わりにCO2排出が多い。最後に燃やしてしまうものでしょうか?


(3)便利さのサイクルで考えたとき

どんどん便利な社会になりますが、便利さと引き換えにCO2排出が増えているという観点です。

(3-1)常に便利だけれどもCO2排出が多い。電気・ガス・水道等生活に欠かせないインフラや、

エアコン利用などはこの部類でしょうか。

(3-2)便利さは減るがCO2排出が少ない。自動車よりも自転車。灯油ストーブよりもエアコン

等でしょうか。

(3-3)便利さと比例するようにCO2排出が多い。ガソリン車のドライブなどは、スピードを

上げるとたくさんガソリンが燃焼するのでCO2が増える、エアコンも急速に温めようとすると

CO2排出が増えるという物

このように、CO2を排出する事と、我々の生活や便利さは色々な観点で関係していることを見直し、

できるだけCO2排出を減らすような作り方・使い方を考えてゆくことが大事だと思います。


デジタル世界におけるデータも、生成から廃棄まで様々な観点でCO2との関係性を見直す必要が

あるのかもしれません。

このような観点で、ストレージにおけるCO2排出をどのように削減できるかを、考えてみたいと

思います。


JDSF SET部会長

富士通(株)齊藤




◆◇◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◇◆

4JEITAテープストレージ専門委員会コラム


 CEATEC 2022ご来場の御礼 と Inter BEE 2022JDSF共催セミナーのご案内


CEATEC 2022の展示会が、1018日から1021日にかけて開催されました。

ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。3年ぶりのリアル展示で、テープ製品

を直接見ていただけることができて嬉しく思っています。

また、CEATEC 2022ではオンライン コンファレンスとオンライン会場での出展も行いました。

こちらに来場いただいた方々も、ありがとうございました。

JEITAテープストレージ専門委員会では、今後も積極的に展示会に参加していきたいと思って

いますので、ぜひこれからもよろしくお願いします。


続いて、まもなく開催されますInter BEE 2022にも当委員会は参加させていただきます。

CEATEC同様、会場とオンライン両方で出展いたします!

オンライン展示では、当委員会に所属する各社のテープストレージ製品やソリューションが

ご覧いただくことができ、最新のテープ紹介動画も準備しております。

ぜひ、オンライン展示エリアにてご覧ください。

会場では、常時委員会のメンバーがおり、テープの紹介をしています。

最新のテープの動向など、興味がある方はぜひ展示エリアにお越しください。


-------------------------------------------------------------------------------

Inter BEE 2022 幕張メッセ会場

- 開催期間: 20221116()20221118()

- 会場: 千葉市美浜区・幕張メッセ  【ホール7,  小間番号: 7009


Inter BEE 2022 オンライン会場

- 公開期間: 202211 1()20221123()

- 会場: Inter BEE Top Page < https://www.inter-bee.com/ja/>

 - JEITAテープストレージ専門委員会 展示エリア

 < https://www.inter-bee.com/ja/online/exhibition/detail/?id=5053>


*会場への入場、展示内容の閲覧は無料来場登録していただく必要があります。

来場事前登録はこちら

https://reg.jesa.or.jp/?act=Form&event_id=22

--------------------------------------------------------------------------------

あわせてのご案内となりますが、20221124日(木)に

「新ビギナーのためのストレージ講座(拡大版)」をジャパンデータストレージフォーラム(JDSF

との共催にてWebinar形式で開催致します。

どなたでもご参加可能ですので是非ご参加下さい。

参加お申し込みは以下JDSFサイトのトップページ参照お願いいたします。

https://www.jdsf.gr.jp/




   一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA) テープストレージ専門委員会

   http://home.jeita.or.jp/cgi-bin/about/detail.cgi?ca=1&ca2=292

   本内容にてご質問などございましたら、JDSF事務局経由でお願い致します。



◆◇◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◇◆

5JDSF各理事・部門部会長よりのメッセージ


11月といえば、各所で展博、セミナーが開催されておりますね。最近は、直接会場で開催する

セミナーとオンラインで開催するセミナーが混在していますね。

読者の皆様はどちらかに参加されましたでしょうか?


毎年SSDのビット単価はNAND FLASHメモリの高密度化、記憶の多値化により低下しておりますが、

先日、知人よりとある通販サイトで16TBの容量で4,000円を切るSSDが掲載されているが、これは

使えるものなのかという問い合わせがありました。


今現在世の中に流通しているSSDは、数千円であれば数百GBくらいが相場なのですが、16TB

4,000円というのは2桁程度の容量効率化を実現できないとデータ保存が困難になるのでは

ないかとその知人にはお伝えしました。


結局、その知人は話のネタとして評価するのか、迷った末にそのSSDの購入を見送りました。

もし購入していたらどうなっていたのでしょうかね。


NAND FLASHメモリの大容量化だけでなく、重複排除技術、容量圧縮技術などが進化することにより、

よりコストパフォーマンスが向上するケースも考えられますね。


SET/NGSではSSDやストレージの最近のトレンドについて情報発信をしていきたいと思います。

よろしくお願いします。


SET&NGS アレルヤ


■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

JDSFメルマガは、JDSF会員メンバーにご登録をいただいております方、過去に、

当団体のセミナーお申し込みで個人情報をご登録いただいた方、展示会・セミナ

ー等にご来場の際、お名刺交換をいただいた方で当団体からのメルマガをご了承

いただいた方にお送りしています。


▼メールの配信停止をご希望の方は、以下のURLにて配信解除を行って下さい。

https://regssl.combzmail.jp/web/?t=mt23&m=b5d1#cbzFormRegist


 Data Storage Tribune ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

発行:JDSF事務局 JDSFホームページ:http://www.jdsf.gr.jp/

編集:有限会社ワグ

ご意見・お問い合わせ:jdsf_bureau@jdsf.gr.jp

____________________________________

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

(C) 2004-2022 Japan Data Storage Forum. All rights reserved.

掲載記事の無断転送・転載を一切禁じます。著作権は各筆者およびJDSFにあります。

本メールに掲載された企業名、製品名などは、一般に各社の商標または登録商標

です。

bottom of page