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JEITAテープストレージ専門委員会コラム

2022年09月

家族との会話からテープストレージについて考えてみました

既に夏休みを取得された方はゆっくりお休みできたでしょうか? 新型コロナの第7波の影響で予定していた休暇の過ごし方を変更せざるを得なくなった方も多くいらっしゃるのではないかと思います。


私事ですが、今年の夏休みは、ここ数年できていなかった帰省をしました。私の実家は自宅から700km程度の遠距離ではありますが、コロナ対策を意識し、新幹線や飛行機の利用を取りやめ、家族全員で車にて移動しました。その車中において、子供との会話を発端に思ったことがありましたのでコラムにさせていただきます。



車中での会話においてスマホの話しになり、子供から「スマホの容量が128GBじゃ足りないから、256GBのスマホに機種変更してほしい」のようなリクエストがありました。私の感覚的には128GBもあるのに、なぜ容量が足りないのか?と思い「容量が128GBもあるのになぜ足りなくなるの?」と聞いてみました。それに対する子供からの返事は「写真とか動画とかいっぱい撮るから容量がすぐにいっぱいになっちゃう」ということでした。写真や動画を撮影したり、音楽をダウンロードしたりと、私の想像をはるかに超える使い方をしているようでした。また、その写真や動画などは、思い出にもなるからすぐには削除できないなどの用件もあり大容量や長期保存が必要なデータが日々増加している状況のようでした。



このように、子供ですら大容量・長期保存の用件がある時代です。皆様のお仕事においても大容量・長期保存が必要なデータが増大しているのではないでしょうか?例えば、お客様へ説明するための資料や社内向けの説明資料などを作成するにあたり、PowerPointをベースにイメージデータやExcelのデータを貼り付けるなどの工夫をこらし、わかりやすく見やすい資料を作成したりしていると思います。また、その資料作成するためにはいろいろ分析などを行ったデータや、Excelファイルや画像ファイル等いろいろなところから収集した情報などたくさんのデータを格納しなければならいことがあるかと思います。



上記のとおり、仕事ではもちろんのこと日常生活などあらゆるシチュエーションにおいて大容量・長期保存が必要なデータが増大している状況かと思います。一方で、日常生活レベルにおいてもカーボンニュートラルやSDGsに向けた取り組みなどが進んであり、皆様がお勤めの会社においてもいろいろな取り組みが始まっていることと思います。このような2つの相反する要求事項である「大容量・長期保存データの増大」および「カーボンニュートラルやSDGsの取り組み」に対し、省エネかつ大容量、低価格なテープストレージが皆様のお役に立てるのではと考えます。


テープストレージは、まだまだ、世間一般には知名度が低い製品かと思います。そのため、私自身、テープストレージのファンの一人として、仕事で関係する方々のみならず、友人などとの会話の中でも、大容量・長期保存が必要なデータを安価で格納でき、かつ、カーボンニュートラルやSDGsの取り組みに対応したテープストレージの存在をアピールしていきたいと思います。




 

一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA) テープストレージ専門委員会


https://home.jeita.or.jp/standardization/committee/tape_storage.html


本内容にてご質問などございましたら、JDSF事務局経由でお願いいたします。

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